GREEN GREETINGS|2024.07.20

7月20日、GREEN GREETINGSの第2回目。
この日は朝から激しく太陽が照りつけ、気温は午前8時の時点で30℃近く。
そんな暑さでしたが、「さえき洋品●(てん)」には多くの参加者が集合していました。

最初にACKTのメンバーより注意点の説明などが行われた後、谷保駅南口緑地にて緑地のお手入れに取りかかりました。
谷保駅南口緑地は谷保駅の南口すぐに位置しており、駅の出入りなどで人通りの多い場所です。
しかし、周囲を取り囲む生垣が鬱蒼としていて、外から緑地のなかをまったく見通せず、とても暗い空間となっていました。

↑生垣や木々が鬱蒼と茂る緑地の外観の様子

そのため、この日最初に行ったのは生垣の手入れ。
刈込バサミを使った生垣の剪定や、生垣にからまる蔓の除去など、参加者で手分けをして作業に取り掛かります。
途中でガーデンプランナーの長阪雅子さんから、生垣の見た目をきれいに整える剪定の方法についてレクチャーがありました。
休憩をはさみ、次は生垣の細かい部分の手入れ。生垣一面の高さを揃えたり、ボリュームのある部分を刈り込んだりしました。長阪さんから、参加者に向けて刈込バサミの上手な使い方のレクチャーもありました。

↑生垣の剪定作業の様子


日差しは時間とともに一層強まっていましたが、参加者は皆さん休憩をはさみながらも懸命に取り組んでいました。「やっていると色々なところが気になってくるのよね。キリがないわね~。」と言いながら作業されている方の姿も。
作業範囲も段々と広がっていき、別の生垣の手入れに取りかかる参加者もいました。

再度休憩をはさみ、次は緑地内の草むしりに取りかかります。
その際参加者の方から、緑地内にシソやミョウガが自生していると聞き、普段スーパーで見かけるような野菜が緑地内にも生えていることに大変驚きました。
また、生垣近くの木が枝垂れて見通しを妨げていたため、その枝の剪定作業も行いました。

うだるような暑さでしたが、皆さん熱中していて、あっという間に作業開始から2時間半ほどに。
作業を終えてみると、生垣がすっきりとし、緑地全体の見通しがとても良くなったと思います。

↑背が低くなりすっきりとした生垣と記念撮影

緑地内では空き缶などのごみのポイ捨てが見受けられましたが、緑地が明るくなったことで、このようなポイ捨ても改善されればいいなと思っています。

今回の活動を通じて、作業をするにつれてみるみる変わっていく緑地の様子にとてもやりがいを感じました。
今後の活動でこの緑地がどのように変わっていくのか、とても楽しみです。

text :Kota Takibara photo : Kensuke Kato , Ryo Ando
前回の記事:https://www.ackt.jp/report/greengreetings_01